空中発射型ロケット 2013 9 15

 先日、新型の固体燃料ロケットである、
「イプシロン」の発射が成功したというニュースがありました。
 次の課題は、空中発射型ロケットです。
地上から発射するよりも、
飛行機からロケットを発射する方が、
さらにコストが安くなります。
 たとえば、ジャンボジェットのボーイング747を改造して、
空中のロケット発射基地とするのです。
 あるいは、F15イーグル戦闘機を改造して、
ロケット発射ができるようにするのです。
 F15イーグルは、驚異的な上昇力を持っています。
これを空中発射型ロケットに利用するのです。

空中発射型ロケット 2012 4 15
 日本の固体燃料ロケットの歴史は古いと言えます。
糸川英夫博士が率いる東京大学生産技術研究所を源流とする、
宇宙科学研究所が先駆的な役割を果たしたペンシルロケットが有名でしょう。
 その後、1970年には、全段固体ロケットであるL-4Sロケットで、
日本発の人工衛星「おおすみ」を打ち上げ、
1985年には、M-3SIIロケットによる世界初となる全段固体ロケット
人工惑星「さきがけ」を誕生させました。
「さきがけ」は、ハレー彗星探査を行う宇宙探査機でした。
(以上、ウィキペディアから引用)
 最近は、固体燃料ロケットの話は、
あまり聞かなくなったと思います。
今は、液体燃料ロケットが主流だからです。
「固体燃料ロケットの時代は終わった」と言う人までいます。
 しかしながら、日本にとっては、
完成された技術である固体燃料ロケットを活用すべきだと思います。
しかも、日本には、火薬メーカーや化学メーカーが多数存在します。
 「空中発射型の固体燃料ロケット」は、どうでしょうか。
小型の人工衛星を打ち上げるには、
液体燃料ロケットでは、コストが高すぎます。
そこで、「空中発射型の固体燃料ロケット」の出番があると思います。
 日本では、ボーイング787の導入で、
ジャンボジェットのB747が不要になると思います。
 そこで、B747を改造して、
空中のロケット発射基地とするのです。
(この話は、エアワールド2006年6月号に出ているそうです)
 日本では、株式会社IHIエアロスペースが、
日本を代表するロケット飛翔体の総合メーカーであると同時に、
世界に数社しかない固体燃料ロケット開発メーカーでもあります。
 同社は、主として固体燃料ロケット(ロケットモーター)技術を応用し、
各種宇宙用ロケットの開発及び防衛用ロケットの開発と製造を行っているそうです。
























































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